一関・平泉

岩手へのかえり方を一緒に探すプロジェクトKAERU 02|一関ケーブルネットワーク ~Uターンする人を待つ企業~

撮影機材を持って取材に向かう佐々木さん
地域密着の情報を発信する番組制作スタッフ

 株式会社一関ケーブルネットワーク(以下ICN)は、一関地域を対象にテレビ放送やインターネット接続サービスを行っているケーブルテレビ局です。

 テレビ放送サービスには一関市内の約9000世帯が加入。地域情報を取り上げたニュース番組や特番を制作・放送するなど、地域に根差した事業に取り組んでいます。

 今回の求人で募集するのは、取材・撮影から動画編集、時には情報番組のリポーターを務め、番組制作全般に関わる制作部のスタッフ。ICNの事務所に伺ってお話を聞きました。

自分で考えて動くから、
仕事が楽しく感じられる

 インタビューしたのは、制作部部長の大沼佐樹子さんと同じく制作部に所属する入社2年目の佐々木秀磨さん。お二人は普段どんなお仕事をされているのですか?

▲番組制作の仕事について語る佐々木さん

 「私は取材・撮影や動画編集など、番組制作に関わる仕事を担当しています。内容によってはすべての作業を一人で行うこともありますね」(佐々木さん)

 ICNが毎週月曜日から土曜日の17時30分から放送している「岩手日日ニュース」の内容は、当日取材した情報が中心です。制作部スタッフは放送時間に合わせて取材・撮影を行い、夕方までにアナウンサー用の原稿作成と動画編集を完了。ほぼ毎日締切の設定された仕事に取り組んでいます。

 「ニュースの他には、夏祭りシーズンやお正月などに放送する特番の制作があります。特番制作では、営業スタッフがカメラを担いで回ることもあるんです。社員の数があまり多くないので、全員どんな仕事もするのが当たり前です」(大沼さん)

▲番組制作の仕事について語る大沼さん

 一人ですべての作業を行うこともあれば、社員総出で行うこともあるICNでの番組制作。お話を聞きながら、テレビや動画に関する高い技術や知識が求められるイメージが湧いてきます。

 「僕は専門知識を持たずに入社したので、覚えることが多くて大変でしたね。就職して最初の3カ月の研修でほとんどの仕事を教わりました」(佐々木さん)

 3カ月で仕事を覚える...! 短期間にすごいですね。

 「その間、無茶振りもすごいんですよ(笑)。急に『中継行ってみる?』とか言われて。よく分からないけど、何でもやってみる。そうしていくうちに、不思議とどんな仕事も対応できるようになっていきましたね」(佐々木さん)

 「会社の思いとしては、早く仕事を覚えて独り立ちしてほしいんですよ。自分で考えて動けるようになって、初めて仕事は楽しく感じられますからね。もちろんカメラでの撮影など経験したことのない作業は、周りの人たちがちゃんと教えてくれますよ」(大沼さん)

 研修期間を経て、自らのスキルやアイデアを活かし番組制作に取り組む。経験が少なくても、自分の技術を発揮して、挑戦する環境がICNにはあるようです。

 「テレビの仕事はキラキラしたイメージもあるかもしれないですが、地道な作業こそ重要です。積み重ねていくうちに、技術が向上して、できることも増えてくる。最近やっと自分の個性を番組制作に反映できるようになったと感じていますね」(佐々木さん)

▲職場は先輩、後輩の垣根なく、話しやすい雰囲気
気付いたことは何でも言える
「ファミリー」のような関係性

 「社員全員がどんな仕事もするのが当たり前」というお話もありましたが、社員の皆さんの関係性はどうですか?

 「ファミリーみたいな感覚が近いのかなと思ってます。一緒にいる時間が長いからそうなるのかな。失敗しても『あれはダメだろ~』ってみんなの前で話をするだけで、陰口は一切ないんですよ」(大沼さん)

 「入社したばかりの頃は、本当に要領が悪くて、3分の番組を制作するために何十分も撮影していたり、字幕を変なところに入れたりしていたんです。その度に、たくさんダメ出しをいただいていました。落ち込みますが、何が悪いかが分かるから直接言ってもらえるのはいいことだなと思います」(佐々木さん)

分からない、できなくても大丈夫
まずは何でも挑戦してみる

 本当にお二人は仲がいいですよね。

▲市内各地の遺跡から出土した土器などを紹介する「埋蔵文化財展」を取材

 「皆さん話しやすい人たちばかりなんですよ。みんな一緒にいる時の雰囲気がすごい良くて。がっつり怒られても孤独を感じたことはありません。社員全員が一つの輪の中でやれているような感覚があるんでしょうね」(佐々木さん)

 親しい関係性の中にも、真剣に取り組む緊張感を持って。そうした環境での仕事を通して、佐々木さんは少しずつ技術の向上を実感しながら、「ゆくゆくは自分の得意なことやアイデアが反映された番組を制作したい」と意気込みます。

 インタビューの最後に、今回募集する制作部スタッフが担う役割に近い業務を担当している佐々木さんからメッセージをいただきました。

 「『テレビの仕事は難しそう』とか先入観を持たずに挑戦してみようとする気持ちが大切だと思っています。何でもやらせてもらえることはチャンスですからね。どんなことも恐れずに取り組む心持ちのある方に入っていただけるといいなと思います」

 社員の皆さんといい関係性を築きながら、テレビ番組を制作する。撮影や動画編集といった、どんな仕事にも積極的に取り組む、新たなICNファミリーを佐々木さん、大沼さんは心待ちにしています。

 一関地方というどローカルな場所から発信される情報が、地域を面白くする源泉になるはずです。

momottoメモ

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