春一転 銀世界 北上8センチ
低気圧と強い寒気の影響で5日の県南部は、久しぶりにまとまった雪が降った。北上市内では10センチ近く積もり、雪かきに追われる人の姿が目立った。
盛岡地方気象台によると、同日正午現在の24時間降雪量は、北上が8センチ、西和賀町湯田が15センチなどとなった。
市内では、朝方までに綿のようにふわふわとした雪が車や屋根に積もり、銀世界が広がった。市街地では、庭や近くの道路に積もった雪をかく作業に汗を流す市民があちこちで見られた。
冬型の気圧配置が続き6日も昼すぎまで雪の降る所が多い見込みで、同気象台は内陸や沿岸北部を中心に交通障害や電線への着雪などに注意するよう呼び掛けている。