一関・平泉

輪禍死相次ぎ多発警報発令 一関署

男性1人が死亡した交通事故現場=9日午前11時3分、平泉町平泉地内の国道4号

 一関署(菅崎文雄署長)は10日、一関市、平泉町で死亡事故が相次いでいることを受け、「署下交通死亡事故多発警報」を発令した。管内では1月11日から今月9日まで3件の死亡事故が発生。同署では10~12日の期間で関係機関・団体と連携して啓発活動などを展開し、輪禍死抑止に全力を挙げる。

 署下交通死亡事故多発警報は、「10日間で2件の交通死亡事故が発生した場合」が発令基準となっている。管内では1月11日に同市旭町地内の市道で、男性がタクシーにはねられ死亡。2月に入ってからは、平泉町平泉地内の国道4号で6日に軽四輪貨物車、9日には原付きバイクがともに大型トラックと衝突し、男性2人が亡くなっている。

 10日に町役場で緊急交通死亡事故抑止会議が開かれ、署員、交通安全団体の関係者、町職員ら14人が出席。あいさつで菅崎署長は「それぞれ関係機関・団体に協力をもらい、住民一人ひとりに事故防止と安全行動の認識をしてもらうことが必要だ」と協力を呼び掛けた。

 同署交通課の久保田諭課長が3件の事故の概要などを説明。同署では市街地や事故現場付近での走行速度の抑止活動をはじめ、主要道での立哨警戒を展開することを確認した。このほか、町では防災無線を活用した広報などに力を入れるほか、市交通指導隊は街頭啓発活動を強化する。

 齋藤清壽副町長は「やれるだけのことをやり、住民に危機感を持ってもらう。(町、市の)非常事態宣言にならないようにしていきたい」と気を引き締めた。

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