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岩手でロケ映画3作品 「影裏」(14日公開)皮切りに順次上映

一関シネプラザで14日から上映される「影裏」のチラシ
一関シネプラザ

 一関市磐井町の一関シネプラザは、14日から全国公開される「影裏(えいり)」を皮切りに、本県が舞台になっている映画3作品を順次上映する。「影裏」では一関もロケ地になっており、同プラザは「岩手ロケの作品が連続で上映されるのは珍しい。この機会にぜひ観賞してほしい」と呼び掛けている。

 上映されるのは「影裏」のほか、「風の電話」(21日から)、「星屑(ほしくず)の町」(3月13日から)。

 「影裏」は、本県で初めて芥川賞を受賞した沼田真佑さんの同名小説が原作で、綾野剛さんと松田龍平さんが演じる2人を中心に繰り広げられるヒューマンミステリー。舞台となった盛岡市をはじめ雫石町、釜石市、紫波町などで撮影され、一関市のジャズ喫茶ベイシーでもロケが行われた。

 「風の電話」は、東日本大震災後、「天国に繋(つな)がる電話」として人々に広まった大槌町の私設電話ボックスにまつわるエピソードを映画化。

 「星屑の町」は、地方回りのムード歌謡コーラスグループの悲哀を描いた人気舞台「星屑の町」シリーズを映像化したもので、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で主演したのんさんをヒロインに久慈市などで撮影された。

▲一関市のジャズ喫茶ベイシーなどでロケが行われた映画「影裏」の一場面=2020年2月14日公開(c)2020「影裏」製作委員会

 入場料はいずれも大人1700円、シニア(60歳以上)1100円、大学生1400円、高校生以下1000円。問い合わせは同プラザ=0191(23)2902=へ。

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