一関・平泉

顔のぞかすフキノトウ きょう「雨水」【一関】

雪交じりの雨の中、圃場ののり面に顔をのぞかせたフキノトウ=平泉町長島字滝ノ沢地内

 19日は二十四節気の一つ「雨水(うすい)」。雪が雨に変わり地表の雪や氷も解けて水になるという意味で、春の暖かさにつれて草木が芽吹き始める頃とされる。

 一関地方はここ数日穏やかな天候が続いていたが、18日は冬型の気圧配置の影響で朝方から断続的に雨や雪が降る空模様となり、最高気温も一関で5・7度、千厩では5・1度(ともに盛岡地方気象台調べ)と肌寒い一日となった。

 こうした中、平泉町長島字滝ノ沢地内では遊水地内にある圃場(ほじょう)の東側に面したのり面にフキノトウが姿を現し、包葉の中から薄緑色の花が顔をのぞかせた様子が本格的な春の到来が近いことを感じさせている。

 盛岡地方気象台によると、19日は高気圧に覆われるため曇りや晴れとなるが、寒気や気圧の谷の影響で朝晩は雪の降る所がある見込み。

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