花巻

宿場町あでやかに 雛まつり開幕・大迫【花巻】

多数の歴史雛や現代雛を展示公開している「おおはさま宿場の雛まつり」

 花巻市大迫町に伝わる歴史的なひな人形を一斉に公開する第23回おおはさま宿場の雛(ひな)まつりが21日、同町内で開幕した。メイン会場の大迫交流活性化センターや周辺の商店など30カ所に約2300体が展示され、歴史情緒あふれる段飾りが春の訪れを告げている。3月3日まで。

 大迫・宿場の雛まつり実行委員会(山影義一会長)が主催し、県内のひな祭りでもトップクラスの長い歴史を誇る行事。初日は同センター入り口でオープニングセレモニーが行われ、大迫保育園の園児が大正琴に合わせて「うれしいひなまつり」を歌った。

 山影会長は「ボランティアスタッフが一体一体、紙に包まれたのを出して準備してきた。おひな様を見に来た方の健康と地域のますますの活性化を願う」とあいさつし、来賓らがテープカットで幕開けを祝った。

 メイン会場には江戸時代中期に流行した享保雛、愛らしい顔立ちが特徴の次郎左衛門雛など約1200体が並べられ、初日から大勢の来場者が繊細な意匠や豊かな表情に見入った。同会場の開催時間は午前10時から午後4時までで入場料は400円(高校生以下無料)。今回は初の試みとして金曜日のみ午後8時まで時間延長する。

 商店街の店舗などにも貴重なひな人形が飾られ、親子で訪れた同市下幅の白崎友子さん(62)と同市下北万丁目の大場藍さん(39)は「大迫が栄えていたことが分かるし、大事に保存されてきたと感じる。スタッフが丁寧に説明してくれるのもありがたい」などと語り、ひな巡りを楽しんでいた。

 土日は大迫特産のホットワインの振る舞いがあるほか、花巻農業女子「農花(のうか)アグリヴィリーノ」は22、23日、来月1日に商店街でジュースや菓子など地元産加工品を販売する。町内児童による俳句の展示をはじめ、バルーンアートイベント(来月1日)や「人力車で雛めぐり」(23、24日)など多彩な関連イベントも企画されている。

 問い合わせは花巻商工会議所大迫支所=0198(48)3230=へ。

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