県内外

柔らかな光で検診啓発 緑内障週間合わせ

グリーンにライトアップされた直径20メートル電波望遠鏡

 世界緑内障週間(8~14日)に合わせ、日本緑内障学会ライトアップinグリーン実行委員会による全国のランドマークなどのライトアップが行われている。県南地方でも、花巻市石鳥谷町好地のまちの駅いしどりや酒蔵交流館、奥州市水沢星ガ丘町の国立天文台水沢VLBI観測所などで実施。各施設を緑内障のシンボルカラーの緑の光で照らし出し、早期発見と継続的な治療の必要性を訴えている。

 緑内障は進行性の目の疾患で、日本の視覚障害の原因の1位。眼圧が正常より高まることなどにより視神経が圧迫されて異常を来し、視野が欠けていく。一度失われた視神経は元に戻らないとされ、初期は自覚症状がなく視野が狭まってから気付く人も多い。加齢とともに発症しやすくなるため、高齢化の進行で患者数も増えている。

 ライトアップは2015年から行われ、今年は新規を含め全国の公共機関や施設など181カ所が実施を予定している。このうち県内は眼科医院などを含む15カ所で、県南地方も8日から始まった。

 柔らかな光には、40歳を過ぎてからの定期検診を含む治療の促進のほか、「目がずっと見えるままで」とのメッセージも込めているという。

 まちの駅いしどりや酒蔵交流館では、緑色のイルミネーションを点灯して同週間を啓発している。

 花巻市石鳥谷町好地のいしどりや眼科の呼び掛けで18年から実施され、今年で3回目。石鳥谷中央通り商店街振興会の協力で点灯されている。昨年までの同館白壁のライトアップを見合わせ、2月まで同商店街の夜を彩った青色の発光ダイオード(LED)を交え、緑色のLEDが美しく明滅している。

 「眼底検査を受けましょう」と緑内障を啓発するボードも掲示。いしどりや眼科の玉木光子院長は「視野が狭くなるなどの自覚症状が出てから治療しても手遅れになることがある。早くから眼底検査を受け、目の健康を保ってほしい」と話していた。

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