奥州・金ケ崎

侍住宅以外でも催しへ 芸術大学校 来年度展望【金ヶ崎】

妄想大相談会で金ケ崎芸術大学校の来年度の取り組みを語り合う学生ら

 東北芸術工科大(山形県)が取り組んでいる「金ケ崎芸術大学校」の新年度妄想大相談会は8日、金ケ崎町西根表小路の旧菅原家侍住宅で開かれた。侍住宅を拠点に地元を巻き込んだ学びの場を展開している学生らが2020年度の活動を展望。侍住宅に軸足を置きつつ、外部にも飛び出す新たな動きなどを模索した。

 「金ケ崎芸術大学校」は、同大の芸術学部美術科総合美術コースの市川寛也講師の研究室が18年度から実施している。侍住宅を▽まちづくり▽生涯学習▽創造的な活動―の拠点とするほか、サテライトキャンパスとして学外研究や学生の調査研究などにも活用しようと展開。今年度も学生らが主導して思い思いの企画に取り組む「開校日」を開いてきた。

 同会で出された市川講師と学生の意見によると、来年度も芸術や工芸から生活分野に至るまで多様な「開校日」を継続しつつ、住民主体での取り組みも促進していく。侍住宅以外の城内諏訪小路重要伝統的建造物群保存地区の建物での開催も視野に入れる。活動の中でつながりを育んだ石と賢治のミュージアム(一関市東山町)と連携しての企画も進めたい考え。

 「城内農民芸術祭」など初めての試みがあった今年度も、22日開催の「だがしのじかん」を残すのみとなった。市川講師は来年度に向け「金ケ崎町の進めてきた生涯教育とも合致させ、学生だけでなく協力者を増やして共に取り組める内容になればいい」としている。

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