花巻

春告げるピーマン苗 JAハウスで移植作業 栽培面積拡大へ【花巻】

10センチほどに育ったピーマン苗をポットに移植する作業員ら

 花巻市でピーマン苗の移植作業が始まった。ビニールハウス中で緑色のかわいらしい葉を広げた様子が、早春の訪れを感じさせている。JAいわて花巻は販売額5億円超の産地形成を目指しており、引き続き栽培面積の拡大を目指して農家に働き掛ける。

 同JAの子会社・JAグリーンサービス花巻プロ農夢花巻事業本部は、同市太田のビニールハウスでピーマン苗の移植作業に取り組んでいる。2月に播種(はしゅ)した200穴あるトレーで10センチほどに育った緑色の苗を、3月に入って1苗ずつポットに移植する作業に追われている。作業は4月まで続く。

 温度や水の管理に気を配りながら30センチほどに成長させた苗を4月から6月にかけ順次出荷。JAいわて花巻を通じて注文した花巻、北上両市の農家に配布され、圃場(ほじょう)に定植される。

 同JAによると、2019年度は約22・6ヘクタールで栽培が行われ、20年度は27ヘクタールでの栽培を目標にする。栽培面積の拡大を踏まえて同社は、19年度より1万ポット多い16万ポットの生産を予定している。同社園芸課の本舘正雄課長は「農家が栽培する面積を増やすよう、良い苗を供給していきたい」と話している。

 同JAは、水田などを野菜栽培へ転換して産地化を目指す取り組みを支援する県の「いわて型野菜トップモデル産地創造事業」を導入し、作付け拡大に取り組んでいる。販売額は県内7JAのうち3位で、19年度は約4億2000万円だった。

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