花巻

島バイパス26日開通 花巻北上線 幅員広げ歩道新設

26日に開通する主要地方道花巻北上線島バイパス=花巻市高木地内

 県が花巻市高木、東十二丁目地内で整備を進めている主要地方道花巻北上線「島バイパス」の延長2・98キロ区間は、26日午後2時に開通する。幅員の狭い区間の解消と歩道を新設することで、安全で円滑な交通の確保が期待されている。

 花巻北上線は、同市高木を起点に北上市立花に至る北上川東部を縦断する幹線道路。同線から連続して県南部を通る主要地方道一関北上線と並んで、県の災害応急対策計画で緊急輸送走路に指定されている重要路線。

 県南広域振興局土木部花巻土木センターによると、島地区(高木、東十二丁目)の現道は歩道が未整備で、安全な交通に支障を来している。整備区間の現道部分の幅は最小6・5メートル、最大10・25メートルとなっていることからバイパス整備による狭い区間の解消と、歩道整備による安全確保のため、2010年度に事業着手。16年度から道路改良工事が本格的に進められ、18年度後半から舗装工事などが行われており、20年度で完了する見込み。

 島バイパスは、北が同線起点の国道4号花巻東バイパス高木交差点から約100メートル地点(高木団地入り口付近)から、南は北上市境の約300メートル手前までの区間。現道に比べて花巻機械金属工業団地により近いルートとなるほか、北上市の北上工業団地などへのアクセス向上が図られることから物流の効率化や産業振興が促進され、花北地域の経済活動や交流、連携の活発化が期待されている。

 幅12メートルで、車道(片側1車線)が3・25メートル、路肩が1・5メートル、片側に設けた歩道は2・5メートル。バイパス区間のうち、花巻市東十二丁目のアイオー精密本社北側を通る市道との交差点に信号機、高木団地入り口の交差点には横断歩道と押しボタン式信号を設けた。

 同センターでは26日に開通式を予定していたが、新型コロナウイルス感染防止の観点から中止とした。同バイパスの中間付近に開通をPRする看板を27日午後2時まで設置する。

 整備区間にある現道約2・8キロについて県が20年度まで管理し、21年度に市に移管する計画。市の路線認定により名称は市道「高木・島縦断線」となった。全体事業費は17億3800万円。

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