北上・西和賀

「水芭蕉の里」をPR 飯豊地区振興協 群生地の案内看板設置【北上】

水芭蕉の里を案内するために設置された看板

 北上市の住民組織・飯豊地区振興協議会(伊藤松男会長)は、同市村崎野地内にあるミズバショウの群生地に誘導する案内看板を近くの道路に設置した。多くの人に自慢の景観へ訪れてもらい、春の訪れを告げる地域の宝のアピールにつなげる。

▲かれんなミズバショウが咲き乱れる「水芭蕉の里」=2019年4月12日

 市の景観資産に認定され、「水芭蕉の里」と呼ばれるこの群生地は、かれんなミズバショウが幅約5メートル、長さ約300メートルにわたって沢沿いに咲き乱れることで知られている。ただ、行き方が分かりにくいとの声が寄せられていたことを踏まえ案内看板を設置することにした。

 看板は「水芭蕉の里」の文字が印刷されている大小2枚で、群生地から東に約1・5キロの距離にある奥寺神社の近くの市道交差点2カ所に設置。大きい物は縦60センチ、横90センチの大きさで、群生地から約1・2キロの地点に地上から1・5メートルの高さで設置。小看板は大看板から約300メートル西側に設置した。

 例年は4月10~20日ごろが見頃だが、今年は暖冬の影響で開花が早まる見込み。伊藤会長(77)=同市村崎野=は「看板設置によってスムーズに訪れることができると思う。新型コロナウイルスの感染拡大が叫ばれる中、密集などに気を付け観賞してほしい」と呼び掛けている。

 群生地を憩いの場として親しんでもらおうと同協議会は2007~11年度、森林や遊歩道の整備をはじめ、植物標板の取り付けや花木の植栽などを実施。植物標板ではミズバショウ以外にこの一帯に生息、植栽した野草や低木などの植物を紹介。環境整備に当たる地域住民の努力を知ってほしいと19年3月には、群生の由来や保存活動の内容を説明する説明板を設置し魅力継承に努めている。

 

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