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シャトルバス運行開始 1日4往復、1年間実証 花巻空港北上駅間

花巻空港シャトルバス運行開始を祝い、車両の前でテープカットする松本社長(左から2人目)ら

 いわて花巻空港とJR北上駅東口を結ぶ「花巻空港シャトルバス」が1日、運行を開始した。半導体大手・キオクシア岩手など多くの企業が集積する北上工業団地を経由するルートで、1日4往復運行。同空港と同駅東口間18・1キロを約35分で結び、ビジネス客や観光客、市民の貴重な足となりそうだ。

 同空港と北上を結ぶ路線バスはなく2次交通が課題となる中、直行便を望む声が多く寄せられていた。東日本交通(本社盛岡市、松本順代表取締役社長)のアンケートでも高いニーズがあり、同社は今月から1年間実証運行する。

 1日朝に同駅東口で出発式が行われ、松本社長は「北上市、県空港利用促進協議会の支援で新しい路線バスを走らせることができ、市民、産業界、岩手を訪れる方々と一緒に喜びたい。産業界にも便利に使っていただき県南、北上の産業発展に貢献したい」と抱負。髙橋敏彦北上市長も「北上市は企業立地が順調に進んでいるが、中でも東海地区とのつながりが大変強く花巻空港利用者が多い。企業からも『何とかならないか』との声があり、シャトルバスの運行開始はこの上なく喜ばしい」と期待した。

 松本社長、髙橋市長ら5人がテープカットで運行開始を祝い、午前7時20分発の第1便を見送った。

 車両はラッピングされた24人乗りマイクロバス。バスの位置や到着予測、遅延などの情報をリアルタイムで表示するロケーションシステムを導入。キャッシュレス決済にも対応する。

 ダイヤは朝を含む午前2往復、午後は夕方を含む2往復。花巻空港発着の名古屋便全8便、大阪便6便に接続する。運賃は花巻空港―北上駅東口が800円、同駅東口―北上工業団地500円、同団地―同空港600円。(小児半額)。1年間の実証運行の成果を踏まえて便数などを検討し、2021年に本格運行に移行する見込み。

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