奥州・金ケ崎

コロナ収束願う 簡素化し開催 栗生沢火防祭【奥州】

白山神社境内で地域の守り神に平穏を祈り、神楽を奉納した奥州市江刺梁川の栗生沢火防祭

 奥州市江刺梁川の栗生沢火防祭は、29日行われ、地域の守り神の権現様に御神楽や神楽(しんがく)を奉納し、防火とともに地域の平穏無事を祈った。普段は地元団体主催の「種蒔桜(たねまきざくら)さくらまつり」に合わせて行われているが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から簡素化。祭典を行った白山神社関係者は「平穏になり、来年はサクラを見ながら盛大に行いたい」と収束を願っていた。

 火防祭は37戸の栗生沢集落で代々行われている。元々は旧暦3月3日の春の例大祭と合わせて行われていたというが、現在は例大祭と分けて4月29日に行われている。

 火防祭は、栗生沢集落センターで地域の守り神の権現様に斎部流大償神楽が御神楽のはやしを奉納。続いてセンターから権現様を中心に行列を組んで同神社へと移動。境内では、行列が社殿を3回回った後、権現様の前で集落の代表が神楽を舞った。普段は別当宅でおとなしくしている権現様を楽しませるために神楽が奉納されるという。

 センターに戻った後、「水の柱」と言われる神事を行い、防火を祈った。

 祭典後、同神社の吉光聡明総代長は「地域の守り神の権現様に守ってもらい、コロナウイルス感染が収束することを願った。無事で平穏な日々が戻ってほしいと思う」と話していた。

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