健やかな成長願い こどもの日、萩荘でこいのぼり掲揚【一関】
こどもの日(5日)に合わせ、一関市萩荘の萩荘6民区(桂田芳昭区長)は、下大桑地区の羽根橋沿いにこいのぼりを飾り、地区の子供たちの健やかな成長を願っている。10日まで。
地区住民から譲り受けたものを使い、2010年から地域振興の一環として飾っている。今年も同橋近くの柱にワイヤを通して、長さ約1~5メートルほどのまごいとひごいなど合わせて24匹を、地区住民が掲揚した。
地元の名物として見に来る人も多く、萩荘小学校6年の阿部公士朗君(11)は「たくさんのこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいた。学校の行き帰りに見られるのがいい」と笑顔を見せていた。
取り組みに参加した桂田勝浩さん(55)は「季節感を感じてもらいながら、子供たちに昔ながらの風習を伝えようと続けている。活動は来年以降も継続していきたい」と語った。
同区では今後の活動継続のため、使わなくなったこいのぼりを募っている。
問い合わせは桂田勝浩さん=090(3364)6745=へ。