奥州・金ケ崎

布製マスクを生産 市に100枚寄贈 岩手三和ソーイング【奥州】

奥州市に自社生産した布製マスクを寄贈した岩手三和ソーイングの千田代表取締役(右)

 奥州市江刺南町の縫製業岩手三和ソーイング(千田清一代表取締役)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い不足しているマスクの現状を踏まえ、新たに布製マスクの生産を行っている。初回生産分は県外からも引き合いが相次ぐなど好評で、同社では市内放課後児童クラブの支援員に感染防止のために役立ててもらおうと、市に100枚を寄贈した。

 千田代表取締役によると、新型コロナの全国的な感染拡大の中で「マスクが不足していると聞き、うちの方でも(生産を)やってみようと考えた」と、4月から綿100%の布製マスク生産に着手。ミシンでの縫製など丁寧に仕上げされ、駒形神社(同市水沢)で疫病退散の祈祷(きとう)を受けて、初回は約800枚を製作した。

 マスクはプリーツタイプで洗濯して繰り返し使用が可能。販売分は500枚ほどを用意し、2枚一組で販売を開始したところ、北海道や兵庫県、長野県などから問い合わせが相次いだ。千田代表取締役は「これほど反応があるとは夢にも思わなかった」と語り、今後さらに工夫を図りながら生産を続ける意向だ。

 今月1日には千田代表取締役が市役所を訪問し、市健康こども部の佐藤浩光部長に、贈呈用に特別な生地を用いたマスクを寄贈した。千田代表取締役は「会社には共働きしていて、放課後児童クラブに子供を預かってもらっている人もいる。うちにも関連があるので、いの一番に還元した方がいいのではと考え、学童指導の先生方に提供しようと思った。大いに使ってほしい」と願いを込めていた。

 同部では、市内31の放課後児童クラブにも配布し、活用を図る予定だ。

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