花巻

連係プレーで人命救助 市消防本部 3人たたえる【花巻】

消防協力者表彰を受けた(右から)大竹さん、佐々木さん、渡邉さん

 4月に花巻市膝立地内で発生した建物火災で人命救助や119番通報を行ったとして、市消防本部(笹間利美消防長)は14日、市内の3人を消防協力者として表彰し、冷静な判断と勇気ある行動をたたえた。

 表彰されたのは、ともに市職員の大竹誠治さん(47)=同市石鳥谷町=、佐々木晶子さん(42)=同市本館=、農業の渡邉卓也さん(61)=同市円万寺=。

 同本部によると、火災は4月17日午前9時40分ごろに発生し、木造平屋建て住宅兼物置小屋など2棟を全焼したほか、敷地内の杉の木や枯れ草を焼いた。

 大竹さんと佐々木さんは業務中に公用車で付近を通り掛かり、火災を発見して現場に駆け付けた。大竹さんは周囲に火災を知らせて回り、住宅の中にいた逃げ遅れの高齢女性に避難を促して救出。佐々木さんは119番通報したが詳しい住所が分からなかったため、近くで農作業をしていた渡邉さんが電話を交代して発生場所を説明した。

 同市材木町の同本部で3人に表彰状を手渡した笹間消防長は「迅速な人命救助、延焼防止などに大きく貢献いただいた。仕事中にもかかわらず直ちに行動してもらったことで、人的、物的な被害を抑えられた」と感謝した。

 大竹さんは「怖さはあったが、中にいる人を逃がそうと思った。誰にもけががなくて良かった」、佐々木さんは「通報できて良かった。住民が無事でほっとした」と振り返った。渡邉さんは「野焼きなどに注意するよう地域内で声を掛けていきたい」と語った。

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