北上・西和賀

特殊詐欺水際で防止 コンビニ2店へ感謝状 北上署

感謝状を受け取った後、記念撮影に納まるコンビニの関係者ら

 特殊詐欺被害を水際で防いだとして北上署(千田敬喜署長)は20日、北上市内のコンビニエンスストア2店舗に署長感謝状を贈った。機転を利かせ来店客を被害から救った店側の対応をたたえた。

 感謝状を受けたのは、ファミリーマート北上柳原店(山崎学店長)と同北上鬼柳店(千葉利一店長)。

 北上柳原店では、4月30日に電子ギフト券1万円分を購入するため市内に住む20代の外国女性2人が来店。店員が用途を聞くと、女性たちは「電子マネーで1万円分支払うとiPhone8を購入できるというメッセージが携帯電話に送られてきた」と回答。応対した女性店員2人がメッセージを不審に感じて客を説得しつつ同署へ通報し、被害を防いだ。

 また、同北上鬼柳店では、5月5日に来店した市内に住む50代の常連男性客が、電子マネーで10万円分の支払いをいったん申し出て間もなく、電話をしながら20万円分の電子ギフト券をレジに持ち込んで来たことを不審に感じた女性店員2人が、客を説得して被害を阻止。同署へ通報した。

 いずれも詐欺に巻き込まれている可能性があると判断し、的確に対応した店員らが被害防止に大きな役割を果たした。同署で千田署長から感謝状を受け取った山崎店長(28)は「本部からの注意喚起を忘れず店内に掲示していたことがスタッフの対応につながった。継続してスタッフに注意を促していきたい」、千葉店長(57)は「店側が注意することはもちろん、来店客にも目を配っていきたい」と対応の継続を誓った。実際に応対した北上鬼柳店勤務の髙橋由美子さん(45)と三田地静美さん(57)は「お客さまの買い物行動がおかしいと感じたら、率先して声掛けをして被害を防ぎたい」と意欲を新たにした。

 千田署長は「日ごろからの心配りとチームワークが成し得たもの。勇気を持って一声掛けていただいたことで、お客さまの財産を守ることにつながった。今後もためらうことなくお客さまを守ることに協力してほしい」と感謝した。

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