一関・平泉

シャクヤク観賞 自宅で 花と泉の公園 切り花販売【一関】

花と泉の公園で開花が始まったシャクヤク。今年は切り花として市内のスーパーで販売する

 一関市花泉町老松の花と泉の公園で栽培しているシャクヤクが開花を始めた。同園は新型コロナウイルス感染拡大の影響で31日まで休園となったことから今年は切り花として販売し、愛好者たちに自宅で「花相」の美しさを堪能してもらう。

 同園では約40種、3000株のシャクヤクを栽培。例年は5月下旬から6月上旬ごろまで見頃が続くが、今年度は新型コロナで一般開放ができないため、花を有効活用しようと取り組みを始めた。

 ピンク色が鮮やかな「ポーラフェイ」、真っ赤な大輪の「アメリカ」、深紅色が特徴的な「レッドチャーム」などが咲き始めている。

 切り花はつぼみや開花直前の状態で、種類の違う5本を1セットで販売している。市内ではジョイス三関店などで購入できる。

 佐藤幸貴牡丹(ぼたん)管理主任は「つぼみが大きい状態だったが、ここ数日は気温が低い状態が続き、開花時期も少し遅れた。花瓶に挿し、花が開いたら1週間ぐらいは楽しめる」と話している。

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