北上・西和賀

学童保育所増築棟完成 住民ら安全願い備品寄贈 江釣子【北上】

江釣子学童保育所新施設の内部。2階には畳の学習室3部屋が設けられた
名須川会長(左から3人目)に専用加湿器など一式を贈る江釣子会長(右から3人目)

 北上市が江釣子小学校敷地内で整備を進めてきた江釣子学童保育所の増築棟となる新施設が完成した。23日は完成を記念し、地元区長会が専用加湿器など一式を贈り、子供たちにとって安全・安心で快適な環境づくりを願った。

 同保育所は小学校に隣接する「ひまわりクラブ」と江釣子神社境内の「おひさまクラブ」の2カ所で運営。おひさまクラブは施設が老朽化し、江釣子小から1キロ近く離れ道中の交通量も多い。利用児童も年々増加傾向にあり、同父母会は市に安全面から施設増築を要望していた。市は1億4000万円を投じて2019年10月に着工し、20年3月に完成。新施設は鉄骨造り2階建て、延べ床面積481・46平方メートル。1階にホールや事務室、台所など、2階に畳の学習室3部屋のほか図書室、収納庫などを設けた。

 利用開始を前に同日、江釣子地区行政区長会の江釣子卓也会長ら5人が新施設を訪問。江釣子会長は「子供たちはもちろん、先生方にも安全で安心な環境で過ごしてほしい。今後も子供たちの健やかな成長を側面から支援していきたい」と語り、同保育所の名須川卓也父母会長に専用加湿器4台のほか、消毒液などで活用する弱酸性次亜塩素酸水20リットル入り4ケースを贈った。

 新施設はこれまでひまわりクラブが利用していた既存棟のプレハブ平屋(176・92平方メートル)と併設。プレハブ棟では床工事に入るため、ひまわりクラブの児童が6月にも利用を始める。床工事が済めばプレハブ棟に戻り、江釣子神社からおひさまクラブの児童が新施設に移る。現在、同学童保育所の利用者は144人で、増築後はプレハブ棟と合わせて190人まで受け入れられる。父母会は施設の指定管理者として運営する。

 名須川会長は「学校の敷地内にあれば子供たちは一体的に動ける。道路を渡らずに済み、安全面で大きい」と強調。寄贈には「地区の皆さんのご理解ご協力に感謝し、次世代を担う子供たちをしっかりと育てていきたい」と謝意を示した。

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