一関・平泉

世界遺産門戸開く 中尊寺、毛越寺 拝観休止を一部解除【平泉】

1カ月半ぶりに開けられた毛越寺山門の大扉。5月末までは境内を自由に散策できる
▲感染予防対策を施し業務を再開した中尊寺の御朱印所。当面は紙札のみでの頒布となる

 平泉町の中尊寺と毛越寺は25日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の解除などを受け4月上旬から行ってきた拝観休止措置を一部解除した。

 このうち4月12日から拝観を休止していた毛越寺では、山門中央の大扉から拝観者が自由に出入りできるようになり、午前8時30分の拝観開始を前に寺の僧侶によって1カ月半閉ざされていた扉が開けられた。

 同寺では休止期間中も山門わきの潜り戸を開けて境内を自由に散策できるようにしていたが、訪れる人はまばら。境内は本堂を除く諸堂や宝物館が引き続き参拝や入館を休止中で、通常拝観が再開される直前の今月31日までは拝観無料で境内を自由に散策できる。

 4月11日から拝観を休止していた中尊寺は、本堂脇の御朱印所のみ飛沫(ひまつ)防止用の透明フィルム設置やトレーでの受け渡しなど感染防止対策を済ませた上で業務を再開。6月1日の拝観再開後も当面の間は朱印帳への記帳は行わずに紙札のみでの頒布となる。菅原光聴執事長は「感染リスクの少ないところから予防対策をしっかり行った上で再開させていく。境内は新緑が美しい時期を迎えているので、境内を散策に訪れてほしい」と語った。御朱印所の受け付け時間は午前8時30分~午後5時。

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