花巻

賢治のコメ守るヨ 水田にアイガモ 花巻・東和

田んぼに放たれたアイガモ

 宮沢賢治が推奨したコメ品種「陸羽132号」を栽培する花巻市東和町の農家水田で31日、アイガモ放鳥が行われた。かわいらしい姿の幼鳥が田んぼを縦横無尽に泳ぎ回り、地域住民の心を和ませている。

 自然農法に取り組む同町南川目の小田肇さん(73)が同日、所有する4枚の水田に約100羽を放した。小田さんは「陸羽132号は今年から、食味が良いので作ることを決めた。糖質を少なくできそうなのもいい。アイガモは稲を避けて害虫や雑草を食べてくれる」と、一羽一羽の活躍に期待していた。

 同市では、5農家ほどがアイガモ農法に取り組んでいるといい、小田さん方では7月末までの2カ月間、水田で奮闘する予定。稲刈りは10月の見込みで、収穫後には陸羽132号にちなんだ「賢治さんの食事(玄米定食)体験」やカモご飯試食、みそ造りなどのイベントを予定しているという。

 アイガモ農法では、毎年田植えの時期に生まれたてのひなを放す。稲穂が垂れる時期になると捕獲され食肉処分されるため、畑作と畜産を組み合わせた複合農業の一面を持つ。

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