トマトもイモも すくすく育て 中里小2年生が定植作業【一関】
一関市蘭梅町の中里小学校(谷村晴子校長、児童197人)の2年生37人は1日、生活科の授業の一環としてミニトマトとサツマイモの定植を行った。今後は世話などをしながら生育を観察する。
JAいわて平泉一関青年部中里支部(熊谷豊支部長)から9人が講師として同校を訪れ、専用キットを使ったミニトマトの定植手順とサツマイモの植え方を教えた。
このうち同市中里字大平山地内の畑で行われたサツマイモの定植作業では、支部員が「土に対して斜めに植えると大きなイモがたくさんできる」と助言。児童は畝にかぶせてあるビニールに穴を開け、教わった通りに苗を斜めに寝かせるように植えていった。
小野寺隼空君(7)は「トマトもサツマイモも好きなので大きくなってとお願いしながら植えた」と成長を楽しみにしていた。
同校によると、児童は水やりなどをしながら観察。ミニトマトは7月下旬の1学期終了に合わせて自宅に持ち帰り、サツマイモは10月下旬に収穫する予定。