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3800本のユリ 心に彩り コロナで需要低迷、消費後押し アイーナ【岩手】

アイーナ4階県民プラザに展示されたユリの手入れをする関係者

 盛岡市のいわて県民情報交流センター(アイーナ)に約3800本の雫石町産ユリが展示されている。新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込む県産花きの消費拡大を図る試みで、関係者は「花を見て少しでも晴れやかな気持ちになってもらえれば」と話している。7日まで。

 新型コロナの感染拡大に伴うイベントの自粛で花きの需要は低迷し、緊急事態宣言による生花店の休業が相次ぎ、花き相場は下落している。

 このような状況を踏まえJA全農いわて、JA新いわての協力を得て、県産花きの需要を喚起し生産者の収入の底上げにつなげようと展示を企画。大田花きが農林水産省の補助事業で実施する「花きの長期保管技術実証事業」を活用し、今月1日にオリエンタルユリとスカシユリを搬入した。

 ユリは4階県民プラザのエレクトロニック・ツリー周囲と3階総合受付の2カ所に展示。3日には美しい状態で見てもらおうと、ユリを入れた鉢の水を替えたり、花粉を取ったりする作業が行われ、同JA南部営農経済センター園芸担当の水本あゆみさんは「生産者が丹精込めて栽培した花を見てもらい、消費拡大につながれば」と汗を流した。

 現在はつぼみのものがほとんどで見頃は5日以降。開花状況はアイーナのホームページや公式ツイッター、フェイスブックで紹介している。アイーナ運営総括責任者の藤澤剛彦さんは「これからは新型コロナを想定した新しい運営の仕方が求められる。対策を講じながら来館者や県民に明るい話題を届けていきたい」と話す。

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