花巻

高村光太郎詩「雲」掲載 70年以上前の雑誌発見【花巻】

「週刊少国民」に掲載された光太郎の「雲」

 花巻ゆかりの詩人で彫刻家・高村光太郎作の詩「雲」が掲載された雑誌が花巻市内で見つかり、関係者の関心を集めている。発行から70年以上が経過したとは思えないほど保存状態が良く、資料的価値も高いとみられている。

 雑誌は1946(昭和21)年7月発行の「週刊少国民」。紙面はカラーページやイラスト、写真も多く、明るさを取り戻しつつある戦後世相を感じさせる。花巻市内の民家で発見されたことから、全国的に見ても相当数が発行されていたことが推測される。

 「雲」は、同年6月14日光太郎の制作とされる詩。20行足らずの短さだが「太陽に色どられた空中のパレツト」「光とかげとの運動会」といったイメージ豊かな表現が印象に残る。発見に携わった同市中北万丁目のAct21主宰・菅原唯夫さん(71)は「70年前にこのような作品を生み出したことがすごい」と話す。

 昭和21年の光太郎は、同詩のほか「絶壁のもと」などを制作。光太郎の体調が思わしくなかった頃で、比較的詩作の少なかった年という。

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