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無観客で代替大会 29日から地区予選 県高野連【岩手】

 県高野連(会長・南舘秀昭盛岡工校長)は9日、新型コロナウイルス感染防止で中止となった今夏の第102回全国選手権岩手大会の代替大会を開催することを明らかにした。29日から地区予選を行い、県大会は7月11日に開幕する。試合は感染防止の観点から、原則無観客とする方針。

 今月9日に盛岡市内で常任理事会を開き、県独自の代替大会の開催を決めた。

 県高野連によると、夏の岩手大会には約60校の出場が見込まれていた。代替大会では感染リスクを考慮し、出場校を減らすために地区予選を実施。29日~7月5日の日程で試合を行い、地区代表による県大会を来月11~25日の日程で開催する。

 常任理事会では、新型コロナの影響で中止となった第65回全国高校軟式野球選手権岩手大会の代替大会の開催も決定した。

 高野連は、10日に盛岡市内で会見を開き、感染防止対策を含めた代替大会の在り方について説明する予定。南舘会長は「関係者と慎重に検討を重ね、開催決定に至った。新型コロナの脅威はいまだ衰えておらず、今大会の運営には例年とは異なるさまざまな対策を講じなければいけないことにご理解を頂きたい」とのコメントを出した。

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