【特集】料理に使おう 牛乳
◇材料(作りやすい分量)
卵………………2個
砂糖……………大さじ6
バニラオイル…適量
牛乳……………200㏄
バゲット………1本
◇作り方
①ボウルに卵、砂糖、バニラオイルを入れ、砂糖が溶けるまでしっかり混ぜる。最後に牛乳を加えてよく混ぜる。
②バゲットを好みの厚さに切ってバットに並べ、①を流し入れる。30分ほど、表裏を返しながら卵液を全部吸わせる。
③220℃のオーブンで30分焼いて出来上がり。フライパンで焼いてもいい。
Point
べちゃっとせずもっちり仕上がるタイプなので、弁当に持って行ってもOK。あえて砂糖多めで作っておけば、粉糖やシロップなどのトッピングも不要。作り置きして冷蔵庫で保存しておき、温め直して食べてもおいしい。焼き時間はご家庭のオーブンやグリルによって異なるので、焼き具合を見ながら調整を。
◇材料(1人分)
スパゲティ………100g
カニ缶(★)……50g
タマネギ…………50g
小麦粉……………大さじ1
オリーブオイル…大さじ1
牛乳………………50㏄
塩・こしょう……少々
粉チーズ…………大さじ1ハーブソルト(あれば)適量
★ツナ缶、アサリ水煮缶、ベーコン、ウインナーなどでもOK。
◇作り方
①スパゲティを2つに折って水(分量外)に30分ほど漬けておく。
②フライパンにタマネギのみじん切りとオリーブオイルを入れ、焦がさないように炒め、タマネギが透き通ってきたら小麦粉と塩、こしょうを振り入れよく混ぜる。
③牛乳を少しずつ加えながら混ぜてベシャメルソースを作る。
④カニ缶(汁ごと)、水100㏄(またはスープ・分量外)を入れてソースをのばし、ふやかしておいたスパゲティを入れて絡めながら煮詰める。水分がなくなってきたらお好みでハーブソルトを振って完成。粉チーズを掛けていただく。
Point
あるものを使って、フライパン一つで作れるクリームパスタ。バターと生クリームを使わないので冷めても固まりにくく、あっさり軽く仕上がります。残り野菜などあるものを具にして、ケチャップを少量入れると子どもたちの好きな味に。
いろいろ使える牛乳上の料理を教えてくれたのは、一関市千厩町の手作り弁当の店「デリカカフェ茶ぃ〜夢」店主の尾形真理さん。尾形さんは食生活改善推進委員、食育アドバイザーとしても活動しているほか、ご主人は乳牛の牧場を営む酪農家。牛乳は誰よりも身近な食材です。
他にも、マヨネーズを牛乳少々でのばしてドレッシングに、小麦粉を牛乳で溶いてフリッターの衣に、水の代わりに牛乳で煮ればミルク煮に…など、「探してみれば牛乳を使った料理はたくさんありますよ」と尾形さん。大人用カレーに牛乳を入れて子供用のカレーシチューにするなど、味をマイルドにしたいときにも便利。牛乳がたくさん余ってしまったときは、パスタの作り方にあるベシャメルソースをまとめて作っておくとおかず作りに重宝します。尾形さんは「家庭料理は手に入る食材でないと続かない。簡単ないつものメニューで、クリーム系にアレンジしたい、味をまろやかにしたいときなどに牛乳を取り入れてみては」と話しています。
momottoメモ
<取材協力>
デリカカフェ茶ぃ~夢
住/一関市千厩町千厩字町67
電/0191・53・2470
休/日曜
弁当は予約注文制で、同店店頭での販売は行っていません。総菜等はマイヤ千厩店産直コーナーなどで販売。