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スポーツクライミング「リード」全国大会 8月に盛岡で開催

 日本山岳・スポーツクライミング協会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた全国大会「第33回リードジャパンカップ」について、8月9~11日に盛岡市の県営運動公園で開催することを決定した。感染防止の観点から無観客で実施。同市出身の伊藤ふたば選手(盛岡中央高3年)ら男女107人の出場を見込んでいる。

 同大会は、数十メートルの壁を登った高さを競う「リード」種目の全国大会。第33回大会は今春に埼玉県加須市で開催する予定だったが、新型コロナの影響で延期し、感染リスクの低い地域への会場変更を検討。屋外競技場があり、2016年に同大会を開催した実績もある盛岡市に決定した。

 県などによると、大会には男子58人、伊藤選手を含む女子49人が出場予定。3日間で予選と準決勝、決勝を行う。県スポーツ振興課の吉田真二特命参事は「無観客開催ではあるが、スポーツクライミングの魅力を岩手から発信できる良い機会。関係者にも施設の素晴らしさを実感してほしい」としている。

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