奥州・金ケ崎

連携で苦境はねのけ ドライブスルー 味巡り 飲食や物産9テント【奥州】

人気のメニューが好評だったドライブスルーマルシェ奥州

 奥州市内の有志による「ドライブスルーマルシェ奥州」(実行委主催)が14日、同市水沢佐倉河の市文化会館(Zホール)駐車場で開かれ、市内外から訪れた人たちがドライブスルー方式でのグルメイベントを楽しんだ。初の試みで実行委は「想定以上の反響」といい、今回のアンケート結果などを基に改善していく考えだ。

 新型コロナウイルスの感染拡大で売り上げに影響が出ている飲食店や物産品販売事業者への支援とともに、安心して買い物ができる場の今後の可能性を模索しようと開催。特定非営利活動法人夢追座が呼び掛け、市内の青年組織や個人が賛同して実行委をつくった。

 同日は、飲食店や物産品製造販売業者、キッチンカーなどが九つのテントを設け、自動車で訪れた買い物客に人気のメニューや、好評な土産品などを提供。受付を設けて整理券を配り、スタッフを配置して過密にならないよう車の流れを管理した。

 薬師堂温泉はレストラン竹林の人気メニューを基にした「油淋チキン南蛮弁当」を準備した。八重樫博紀支配人(43)は「例年は地元の利用が多い時期だが、今月は前年同期比で7割減。苦境の時こそ思い切って外に出てみようと出店した。偶然だが、今年は仕出しにも力を入れようと仕出し用の車も準備した」という。準備した弁当は次々に売れ、昼すぎには売り切れた。

 一番乗りで訪れた同市水沢字谷地明円の会社役員黒沢真紀さん(41)は、3カ所を回った。「飲食店は同級生や知人もいるので応援できればと思った。明るい兆しを感じる良い取り組みだ」と話していた。

 同法人の小野優さんは「想像以上の来客だった。午後1時すぎには売り切れた店が多かったし、キッチンカーも日ごろの1・2~1・5倍の売り上げだったと聞いた。今回の来場者アンケートや会場で聞いた意見などを基に次回は改善したい」とした上で、「このイベントを継続することも大事だと思うが、普通のイベントが気兼ねなくできるようになってくれるのが一番だ」と今後について語っている。

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