一関・平泉

地域の素晴らしさ見て 映画「もち」 監督ら舞台あいさつ【一関】

映画「もち」の舞台あいさつで撮影当時の思い出を語る小松監督(左)と佐藤さん

 一関地方の餅食文化をテーマに制作された映画「もち」の舞台あいさつは27日、一関市磐井町の一関シネプラザで行われた。小松真弓監督と主演の佐藤由奈さん(一関高専3年)らが撮影時のエピソードや映画に込めた思いを披露し、地域の伝統や文化、人と人とのつながりを描いた作品を「多くの人に見てほしい」とPRした。

 映画は、CMや映画などを手掛けてきた小松監督が同市出身のエグゼクティブプロデューサー及川卓也さんを通じて一関の餅食文化の紹介映像の制作を依頼されたことがきっかけとなり、小松監督の脚本で制作が決まった。

 2017年夏に本格的に撮影がスタート。オール一関ロケで、撮影当時本寺中学校に在籍していた生徒と教員、市民らが出演した。同校が閉校した18年3月に撮影を終え、編集作業を経て19年5月に完成した。地域の日常を描いたドキュメンタリータッチの作品に仕上がった。

 公開は当初4月18日の予定だったが新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となり、政府の緊急事態宣言解除を受けて今月26日に同プラザで上映が始まった。

 公開後最初の週末に合わせて行われた舞台あいさつでは、小松監督と佐藤さんのほか、及川プロデューサー、教師役で出演した畠山育王さん(厳美中教諭)、撮影監督の広川泰士さんの5人が登壇。

 撮影秘話などが紹介され、小松監督は「一関に残っている人と人とのつながりを記録したかった」「由奈(佐藤さん)が物おじしないしっかりした女の子だったので、主演としてオファーした」と当時を振り返った。

 佐藤さんは「(映画に出演できる機会はめったにない。地域の素晴らしさを伝える作品に関わりたい」と出演を決めた思いを明かし、「延期されていたが、ようやく上映となった。一関で撮影された映画をみんなで楽しんでもらいたい」と客席に呼び掛けた。

 チケットは一般1500円、シニア(60歳以上)1100円、大学生1000円、高校生以下800円。問い合わせは同プラザ=0191(23)2902=へ。

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