一関・平泉

トップウェルネス無期限休館 「安全面で営業困難」 従業員9人に退職勧奨【一関】

7月1日から無期限で休館することが分かった一関市地主町のトップウェルネス一関

 一関市地主町のスポーツ&カルチャーセンター「トップウェルネス一関」が、7月1日から無期限で休館することが分かった。運営側によると、新型コロナウイルスの感染拡大を受け「利用客と従業員の安全を担保できないと判断した」という。従業員9人には退職勧奨を行い、講師や利用客への通知を進めている。

 トップウェルネス一関を運営するホテルマネージメントインターナショナル(本社東京都、比良竜虎代表取締役社長)によると、新型コロナの感染拡大に伴い発令された政府の緊急事態宣言に先立ち、4月18日から休館。その後も新型コロナをめぐる状況が見通せない中で、6月30日までとしていた休館を無期限で延長することにした。

 従業員には6月中旬、施設で説明会を開いて通知。その後、従業員から各種講座の講師、利用者に電話や手紙で連絡しているという。

 従業員は正社員2人とパート従業員ら7人の計9人で、全員に退職勧奨を行った。休館後の土地や建物の取り扱い方針はまだ決まっておらず、「あらゆる可能性を検討中」としている。

 トップウェルネス一関は2007年、一関社会保険健康センター「ペアーレ一関」が社会保険庁の年金制度改正に伴う全国の年金・健康保険福祉施設の整理合理化の一環で閉鎖された後、民間事業者への土地・建物の落札を経て、ホテルマネージメントインターナショナルが事業を継承した。鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ床面積約2040平方メートル、敷地面積約2170平方メートル。JR一ノ関駅に近く、プールやトレーニングジム、多目的ホール、教室、ピアノ室がある。会員数は現在約800人。

 トップウェルネス施設は全国に6カ所あり、一関のほか和歌山、大分も無期限での休館が決まっている。

 ホテルマネージメントインターナショナル広報は「トップウェルネスの営業形態の特性上、密閉・密集・密接の『3密』は避けられない。コミュニケーションの場として利用されていたこともあり、安全面で継続は難しいと判断した。長年利用いただき大変ありがたく、感謝を申し上げる」としている。

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