一関・平泉

地域の名水いつまでも 花泉・汁足清水 飲み場リニューアル 老松市民セでコーヒー販売【一関】

リニューアルされた汁足清水の飲み場
▲老松市民センター内で販売しているコーヒー。水は汁足清水を利用している

 一関市花泉町老松字汁足地内にある湧き水「汁足清水」。地元住民たちは地域の名水を後世に伝えようと、飲み場をリニューアルしたほか、水をコーヒーに利用するなど保存と有効活用を目的とした取り組みを進めている。

 汁足集落には湧き水が多くあり、「水が十分に足りた」ことが地名の由来となっているという。汁足清水は林道沿いあり、県外から水をくみに来る人もいるほか、東日本大震災発生時には生活用水として利用された。

 老松市民センターでは5月下旬から施設内で汁足清水を使ったコーヒーを販売。老松みどりの郷協議会の会員が水を調達し、アイスコーヒー用の氷にも利用している。

 1杯税込み50円で、利用者なら誰でも購入できる。同協議会では「半年くらい続けて好評ならば期間を延ばしたい」としている。

 飲み場のリニューアルは今月上旬に行われ、同集落の住民約20人が参加。水を引いていたビニールパイプを真竹に取り替えたほか、付近には竹垣と石灯籠、ベンチを設置して利用しやすい環境を整えた。

 同集落公民館の阿部一仁館長は「周囲の自然風景に合うように整備し直した」と話す。これまでに一度も枯れたことがないといい「流れている量はいつも一定で、昭和の頃から変わっていない。地元の人でも水源はよく分からないが、100年以上はずっと流れ続けているのではないか。これからも大切に使っていきたい」と気持ちを新たにしている。

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