奥州・金ケ崎

その時々 篆刻で表現 Zプラザアテルイ 高橋さん(水沢)作品展【奥州】

喜寿記念で篆刻展を開いている高橋さん

 奥州市水沢字横町の高橋三好さん(75)の「喜寿記念篆刻(てんこく)展」は、14日まで同市水沢西町の水沢観光物産センター(Zプラザアテルイ)で開かれ、故事成語や日ごろ出合った言葉などを刻んで、その時々を表現した24点が訪れた人の目を楽しませている。

 高橋さんは20代後半に勤務先だった金沢市で篆刻に出合い、しばらく学んだが、仕事が忙しくなって30年ほど休んだという。退職して帰郷してから趣味として再開。喜寿になるのを記念して初の個展を開いた。

 高橋さんは「良い文字に当たらないと良い作品にならない」といい、故事辞典などで文字を探しているほか、普段目にした物で良い言葉を書き留めている。それを朱で文字を出す「朱文」にするか、白で文字を表現する「白文」にするかを考え、彫るスピードや空間の使い方を工夫する。

 「仕上がった後に朱を付けて最初に押す時は、見るのが怖い。がっかりすることもあるから」と言い、「今は趣味でやっているから自分が楽しめば良いんだ、と割り切っている部分はある」と笑顔をほころばせる。

 再開後、年に2、3本の作品を作ってきたが、新型コロナウイルスの影響で趣味のカラオケなどを自粛したという2020年は「篆刻に没頭でき、5本の作品ができた」という。初個展について高橋さんは「この個展をきっかけに篆刻をやってみたいという人が増えて、一緒にできたらいいと思う」と話している。

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