北上・西和賀

職人技光る逸品ずらり みちのく民俗村 クラフト市始まる【北上】

古民家で県内の職人、作り手たちの力作が並んだ「岩手のクラフト村」

 「岩手のクラフト村」は11日、北上市立花のみちのく民俗村で始まった。県内各分野の職人、作り手が手塩にかけた作品が並び、体験ワークショップも併せて「本物の魅力」を伝えている。8月10日まで。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため主要なイベントが相次いで中止となる中、職人や作り手たちに発表の場と来場者との触れ合う場を設けようと、同村を管理運営する株式会社展勝地(軽石倫史社長)が初めて企画。染め物や木工、漆、人形、竹などを扱う県内18事業者が出展した。

 「3密」に配慮し、開放された古民家で展示、販売。木製のテーブルやベンチ、ペット納骨堂、南部鉄器のティーポット、天然藍本染の衣類、展勝地の桜で染めたハンカチ、竹布マスク、竹細工など趣向を凝らした作品が来場者の目を引いている。

 奥州市江刺の千葉薫さんは「民俗村の雰囲気にマッチし、質のいい物が雰囲気よく展示されている。職人さんによる手作りの作品一つ一つが貴重」とじっくり品定め。秀衡塗やオリジナルブランドのわんや箸、重箱、グラスなどを出品した丸三漆器(一関市大東町)の青栁匠郎さんは「緊急事態宣言解除後、初のイベントで呼んでいただきありがたい。かやぶき屋根に合った雰囲気でとてもいい」と話していた。

 ワークショップでは羊の毛を活用した小物創作のほか糸つむぎ、オリジナル指輪、貝殻ペンダント作り、柔らかい繭による真綿作りなど多様な体験の場を提供。親子連れら来場者は関係者に教わり、夢中になって楽しんでいた。

 展勝地の佐々木叔子取締役企画室長は「作り手の皆さんによく集まっていただいた。なかなかない機会だけにぜひ見て、体験してほしい」と呼び掛ける。期間中、作品は連日展示販売され、ワークショップは土日と祝日のみ。時間は午前10時~午後4時。

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