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出題範囲縮小せず 来年度県立高入試 日程変更なく実施【岩手】

 県教委は16日、2021年度県立高校入試について、新型コロナウイルスの対応状況を公表した。一般入試の出題範囲について、新型コロナでの休業期間は短く指導計画に大きな影響はないとして、縮小などは行わない方針を示した。感染した志願者は追検査で対応する方針で、入試日程に変更はなく予定通り実施する。

 県教委によると、一般入試の調査書の取り扱いでは、臨時休業の影響で特定の入学志願者が不利益を受けないよう考慮する。感染者は追試験で対応するほか、さらに受験できない志願者は欠席とし、調査書や自己アピールカードで合否を決定する。

 推薦入試は1月27日とし、推薦基準については、各校が中総体や各種コンテストが中止となっている状況を配慮して作成する。募集定員や推薦基準は例年通り10月末までに公表する。感染した志願者への対応については、入試日は欠席とし、調査者や志願理由を参考に総合的に判定する。

 県教委では、今後の感染状況などを踏まえて、日程が変更となる場合もあるとしている。

 現時点で決定している入試日程は次の通り。

 ▽推薦入試=1月27日▽一般入試、杜陵定時制(前期)=3月9日▽同追検査=15日▽合格発表=17日▽2次募集、杜陵定時制(後期)=24日▽同合格発表=26日

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