一関・平泉

太夫黒と交通安全 千厩署が「レッド・アイ作戦」【一関】

義経の愛馬「太夫黒」に見立てた馬で交通安全を祈る園児ら
出動を前に馬にニンジンを与える園児

 一関市千厩町の千厩署は21日、同署管内で「正面衝突・単独衝突事故防止活動『太夫黒レッド・アイ作戦』」を実施した。夏の交通事故防止県民運動(26日まで)に合わせた啓発活動で、同署で行われた出動式には地元の子供たちや馬も参加し、交通安全意識高揚へ一役買った。

 同作戦は、管内で今年2件の正面衝突による交通死亡事故が発生していることから企画。千厩が源義経の愛馬「太夫黒」の出身地と伝えられることにちなみ、赤色灯を点灯した白バイが漫然運転や交通違反に目を光らせるという意味を込め作戦名を決めた。

 出動式には東磐井地区交通安全協会、市千厩地域交通安全対策協議会、千厩高校交通安全委員会、カトリック清心幼稚園、千厩小羊幼稚園、千厩・大夫黒・馬っこの会などから60人が出席。みちのく乗馬クラブから乗用馬を迎え、白バイもこの日限りの特別仕様で参加した。

 白バイがエンジンをかけると、馬にも園児たちがニンジンを与えて出動準備。軍配を持った園児が掛け声を上げると、太夫黒が描かれた応援団旗を持った千厩高生、馬に乗った園児、白バイ、パトカーの順で同署を出発し、国道284号や国道343号、主要地方道一関大東線で啓発活動に当たった。

 式後は、園児を対象に馬や白バイへの試乗体験が行われた。清心幼稚園の小山優衣ちゃん(6)は「馬はふわふわして楽しかった。信号では青が点滅したら渡らないようにしたい」と話していた。

 伊藤寛署長は「新型コロナウイルスの影響で地域の祭りや園の行事もなくなり、高校でも大声で応援する機会がないと聞いているので、少しでも楽しんでもらえれば幸い。子供から大人まで協力してもらったので、交通安全を実現していきたい」と願っていた。

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