北上・西和賀

諦めない大切さ訴え 母校で司東さん(ミズーリバレー大)講演 照岡小【北上】

母校の照岡小児童に「諦めない」ことの大切さを語る司東さん(奥)

 北上市稲瀬町の市立照岡小学校(髙橋佳子校長、児童53人)は21日、卒業生を招いたキャリア講演を行った。全米大学体育協会(NAIA)の2020年トップアスリート「オールアメリカン」のチアダンス部門で日本人で唯一、選出された米国・ミズーリバレー大学3年の司東実優さん(21)が母校の演壇に立ち、児童に「諦めない」ことの大切さを伝えた。

 全校児童と教職員が聴講。3歳からクラシックバレエを始めたという司東さんは同小在籍時「勉強はあまりできなかったけど、6年生の時に児童会長をした」と振り返り「東陵中、黒沢尻北高でも勉強や部活、バレエを頑張った。高校の時に好きだった英語を使ったことをしたいと思い、米国の大学に行こうと一生懸命勉強した」と明かした。

 ミズーリバレー大では心理学を専攻し、毎朝5時に起床して夜遅くまで勉強し学業と部活動のダンスを両立。同大初のオールアメリカンのダンサーに選ばれたほか学業でも年間の首席となったと語り、「勉強を頑張ると大学に行ってたくさん学べて仕事の幅、可能性が広がる」と強調。「大学2年の終わりに将来の夢を見つけた。大学院で産業心理学を学び、将来は産業心理学者として働きダンススタジオを開きたい」と力強く夢を語った。

 さらに「将来の夢はまだ分からなくていいけど、夢探しをして興味があることに一生懸命取り組んで」とエール。「大変でやめたくなることもあったが『今までこんなに頑張ったんだから』と思って続けた。みんなも『諦めるともったいない。できるよ』と自分に言ってみて」と語り掛け、全米大学の最高峰と評価されたダンスを披露した。

 児童たちは熱心に聞き入り、髙橋心桜さん(6年)は「諦めそうになっても、まだやれると思って続けたのがすごい。自分も諦めないで頑張りたい」と目を輝かせていた。

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