奥州・金ケ崎

練習場所提供に感謝 カヌー五輪代表チーム 市役所を表敬【奥州】

小沢市長(左)に色紙を贈り、南部鉄器の風鈴を手に笑顔を見せる(右から)足立選手、矢澤選手、羽根田選手

 奥州市胆沢の奥州いさわカヌー競技場で強化合宿に臨んでいる東京五輪カヌースラローム競技の日本代表チームが21日、練習場所の提供に感謝を込めて市役所を表敬訪問した。チームは国内屈指の環境がある同競技場に太鼓判を押し、将来も利用し続ける可能性を示唆した。

 カナディアンシングルで2016年リオデジャネイロ五輪銅メダリストの羽根田卓也選手(ミキハウス)をはじめ、共にカヤックシングルの矢澤亜季選手(昭和飛行機工業)、足立和也選手(山口県体育協会)とコーチ陣が訪問した。懇談で羽根田選手は「岩手国体で訪れた時から素晴らしい会場と感じ、東京のカヌー・スラロームセンターと胆沢を2大拠点にしたいとずっと思っていた。世界レベルの大会が行われても恥ずかしくない」と絶賛。選手は各自のサイン色紙を市に贈った。

 小沢昌記市長は「合宿に来ていただき心から歓迎している。来年絶対に五輪が開催されるよう毎日祈っている。皆さんが来ていただくと(カヌー振興に)力を入れる追い風になる」と感謝。特産の南部鉄器の風鈴をチームにプレゼントした。

 合宿は当初の予定を変更し、22日で終了する。

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