仙台育英にリベンジを 市長へ意気込み 東北大会出場一関学院野球部
7月に開催された夏季県高校野球大会で優勝を果たした一関学院は4日、一関市役所を表敬訪問した。選手らが勝部修市長に喜びを伝えるとともに、9日に宮城県で開幕する東北地区高校野球大会への意気込みを語った。
一関学院は7月26日に行われた県大会決勝で盛岡大附と対戦。三回に3点を先制し、七回にも加点した。2投手をつなぐ継投で相手打線を抑え4―1で勝利し、栄冠を手にした。
市役所には佐藤颯弥主将(3年)、高橋滋監督、佐伯幸雄校長が訪問。決勝をテレビで観戦していたという勝部市長は「東北大会では思い切って伸び伸びプレーしてきてほしい」と激励した。
東北大会は9~11日の日程で石巻市民球場で開催。一関学院は初戦で仙台育英と対戦する。チームは8日に現地入りする予定。
仙台育英には昨秋の東北大会で敗れているだけに佐藤主将は「秋のリベンジをしたいと思っていた。東北大会では岩手の代表として必ず優勝したい」と闘志をみなぎらせた。
高橋監督は「相手を意識せず、自分たちのやってきたことを全て出し切れた非常にいい試合だった」と県大会決勝を振り返った。東北大会に向けては「秋の雪辱を果たすのはもちろん、3年生たちと一日でも長く野球をやるという思いも大切にしたい。応援してくれている皆さんに喜んでいただける結果を残したい」と語った。