奥州・金ケ崎

急流乗り越え川下り 胆沢 ラフティング祭り【奥州】

「ラフティング祭り」で急流を乗り越える参加者

 水を通じた地域づくりに取り組む一般社団法人いわて流域ネットワーキング(盛岡市、内田尚宏代表理事)が主催する初めてのイベント「胆沢川ラフティング祭り」は8日、奥州市胆沢若柳地内で始まった。新型コロナウイルスのため中止となった夏の胆沢ダムフェスに代わる催しとして企画。参加者が川下り体験を楽しんでいる。10日まで。

 出発点近くの奥州湖交流館を指定管理している同法人は例年、胆沢ダムフェスでラフティング体験を開催。今年は、感染対策として集合時の検温などの対応を取って実施した。

 同法人で設定しているコースはミディアム(約1・5キロ)、ロング(約3キロ)があり、初日は「ミディアムコース祭り」と題して4回運航。最初の川下りはスタッフを含めて9人で行い、上流の胆沢ダムからの安定した流量がつくる急流を夢中で乗り越えた。

 参加した花巻市の50代の会社員女性は「初めて体験したが、思っていた以上に迫力があり面白い。スタッフの皆さんも優しく教えてくれた。今度はロングコースに挑戦してみたい」と満足げな表情だった。

 体験は有料で、一部のコースにはまだ定員に余裕がある。問い合わせは同館=0197(49)2383=へ。

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