一関・平泉

良質砂鉄 地元の川から 大東・大原小児童が採取【一関】

電磁石で川の中から砂鉄を集める大原小児童

 一関市大東町の大原小学校(菊池正人校長、児童99人)の6年生20人は21日、同町大原内野地区の砂鉄川で砂鉄採取体験を行った。真夏日の日差しの下、半袖や水着姿の児童が水の中に入り、たたら製鉄に使うための砂鉄を熱心に集めていた。

 同町のボランティア団体・ホッパの会が協力し、旧内野小時代から継続して22年目。同地区は良質な砂鉄を産出する砂鉄川の上流部に当たり、江戸時代以前から明治時代初期まで製鉄が行われていたことを知ってもらおうと実施している。

 砂鉄の採取には、同会や緑のふるさと協力隊などが協力。農具を使って川底の石をひっくり返し、砂鉄を取りやすいように手助けした。

 児童は川底に電磁石を突っ込み、石の下や岩の間などをかき回してバケツに砂鉄を集めた。鳥畑雪和さんは「思っていた以上に砂鉄が採れた。今日は暑いけれど、川の水が冷たくて気持ち良い」と笑顔で語っていた。

 採取した砂鉄約100キロは、9月11日に砂鉄川たたら製鉄学習館で行う製鉄体験で使用し、及源鋳造(奥州市)が協力する卒業記念品製作に役立てる。

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