奥州・金ケ崎

バックホーで風船割りも 江刺南中 建設業ふれあい事業【奥州】

建設業ふれあい事業でバックホーの操作を体験する江刺南中の生徒

 県建設業協会奥州支部青年部会(菅原孝部会長、会員24人)は28日、奥州市の江刺南中学校(大平優校長、生徒57人)で建設業ふれあい事業を行った。生徒たちはバックホーなど建設機械の操作や測量を体験し、楽しみながら建設業に理解を深めた。

 同日は会員が同校を訪ね、駐車場や校庭に体験会場を設営。生徒は学年ごとにグループを組み、バックホーの体験では風船割りに挑戦。ハイリフトでは屋上近くまで上がって旋回し、普段見られない風景を見た。また、測量では自分の足を使って長さを測り、三角形の面積を求めた。

 3年の和川彰真さん(15)は「ハイリフトで3階よりも高い所に上がったのは怖かった。楽しみにしていたバックホーは、レバー操作が難しくて緊張したが、風船を二つとも割れて楽しかった」とし、「きょうの体験は進路を考えてみる良い機会と思う」と話していた。

 菅原部会長(45)=同市胆沢=は事業について「新型コロナウイルスの影響もあって例年よりも遅めの開催。いろんなイベントがなくなった中、生徒に喜んでもらいたいという願いもあった。体験を職業選択の一つのきっかけにしてもらいたい」と語っていた。

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