和やかにプレー満喫 クッブ芙蓉杯親善大会【花巻】
まき投げスポーツ「クッブ」の競技組織おおたクッブが主催する「芙蓉杯」親善大会は8月30日、花巻市太田のスポーツキャンプむら高村ドーム前広場で開かれ、愛好者が和やかにプレーを繰り広げた。
おおたクッブの設立1年に合わせ、太田地区の主要道路に植栽される芙蓉の名を冠して始まり4回目。同地区や同市石鳥谷町、同市湯本の愛好者、県立花巻清風支援学校の教職員ら計21チーム、約140人がエントリーし、予選リーグと決勝トーナメントで腕前を競い合った。
スウェーデン発祥のクッブはカストピンナ(丸棒)を投げてクッブ(角棒)にぶつけ、倒し合うチームスポーツで、参加者はゲームを楽しみながら親睦を深めた。競技の結果、芙蓉A(太田)が優勝し、大森ケヤキ会(同)が準優勝、幸楽会ひまわり(石鳥谷町)が3位となった。
おおたクッブの佐々木勝利会長は「新型コロナウイルスが地方にも影響を与えているが、気を付けて頑張ってもらいたい。クッブは誰でもできるスポーツで、市内でも競技人口がじわじわと増加している。今後もさらに普及に努めていきたい」と話していた。