花巻

賢治の畑に思いはせ ハクサイ苗を定植 南城小児童【花巻】

ハクサイの苗を植える児童

 花巻市立南城小学校(髙橋彰校長、児童459人)の3年生69人は4日、同市桜町にある宮沢賢治自耕の地「下ノ畑」でハクサイの定植体験に取り組み、先人の描いた農村風景に思いをはせた。

 「雨ニモマケズ」詩碑から北上川に向かい約500メートル地点にある「下ノ畑」(広さ約2500平方メートル)は1926(大正15)年、花巻農学校を退職した賢治が荒地を開墾してキュウリやトマトなどの野菜を育てたとされ、現在は宮沢賢治「下の畑」保存会(菅野将勝会長)が管理している。

 同日植えた品種は、賢治も育てたとされる「松島純二号」で、2013年から同会に協力する仙台大附属明成高校(仙台市青葉区)の生徒が育苗。児童は「植える前に土をほぐす」「葉っぱが土から出るように植える」などのポイントを聞き、畑に並んで丁寧に作業を進めた。

 菊池結君は「楽しく植えられたし、いろいろ勉強できたので良かった。賢治先生が思い描いた大きいハクサイができればうれしい」と実りに期待を込めた。

 同校では総合的な学習として昨年から3年生がハクサイの定植、収穫に取り組んでおり、11月に収穫して各家庭に持ち帰ったり給食で味わったりする予定。

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