奥州・金ケ崎

「必要以上に恐れず」 奥州市内建設現場感染で市長

 新型コロナウイルスに4人(県外1人含む)が感染した奥州市の建設現場で、4日に同じ現場に勤務する1人の感染が発表されたことに関し、小沢昌記市長は7日、報道各社の取材に応じた。小沢市長は「健康観察をしっかりしていた方々の中から発生した。さらなる感染拡大が疑われる状況ではないと理解し、必要以上に恐れるものではないと考えている。市民の皆さんには感染拡大防止に重要な3密を避けること、うがい、手洗いを励行してほしい」と語った。

 感染者が作業員として勤務していた奥州金ケ崎行政事務組合ごみ焼却施設基幹改良工事の休止と、全作業員の宿舎待機は1日以降、現在も継続している。工事再開の見通しについて、小沢市長は「いつ頃とは言及できないが、保健所と十分協議し、多くの方々が納得いただけるような客観的な根拠をもって再開の判断をしたい」との考えを改めて示した。

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