天皇杯 健闘誓う 選手ら市長表敬 富士大サッカー部【花巻】
天皇杯JFA第100回全日本サッカー選手権大会に16年ぶり2度目の出場を決めた富士大サッカー部は14日、上田東一花巻市長を表敬訪問し、本県代表として健闘することを誓った。
富士大は3月15日から今月2日まで開かれた第70回県サッカー選手権大会で優勝。この日は同大の青木繁理事長、同部の馬上達幸部長、高鷹雅也監督、谷地朝日副主将、水野拓海選手兼学生コーチ、阿部裕良選手兼チーム統括(いずれも4年)が市役所を訪れ、戦績を報告するとともに全国大会への抱負を述べた。
高鷹監督は「決勝は選手に緊張があったが、良い雰囲気でプレーできた。経験のある社会人に対して後手を踏まないように取り組んでいきたい」と語った。同市出身の谷地副主将は「県民にかっこいい姿を見せられるよう頑張りたい。最善を尽くしてプレーし、初戦を勝って次につなげたい」と意気込みを新たにした。
上田市長は「花巻から全国大会に出場する選手が出たのは喜ばしい。チームにはベストコンディションでプレーしてほしい。期待している」と激励した。
天皇杯は16日に開幕。富士大は23日に宮城県利府町のキューアンドエースタジアムみやぎで行われる2回戦から登場し、ソニー仙台FC(宮城)と猿田興業(秋田)の勝者と対戦する。