一関・平泉

渋民トンネル探検 大東 児童ら工事現場見学【一関】

工事が進む「渋民トンネル(仮称)」の内部を見学する一関市大東町内の児童ら

 一関商工会議所青年部大東支部が主催するトンネル見学会は13日、一関市大東町の大原、渋民両地区を貫く国道343号「渋民トンネル(仮称)」で開かれ、地元の児童が普段立ち入ることができない工事中のトンネルの内部に入り、現場の仕事に理解を深めた。

 毎年夏に参加してきた催しが新型コロナウイルスの影響で取り止めになったことから、代替イベントとして児童の職業観を育むことなどを目的に見学会を企画。同町内の小学校に通う児童36人と保護者の合わせて67人が参加した。

 児童らは工事関係者の案内でトンネル内を見学し、工事の概要や手順、使用する機械と役割について説明を受けた。

 工事に使われる「トンネルジャンボ」という機械の金額と重量を当てるクイズも行われ、重量当てで児童が「10トン」「20トン」などと予想したのに対し、関係者がアフリカゾウ約9頭分に当たる約44トンと正解を明かすと、驚きの声が上がっていた。

 母親と参加した大東小学校4年の足利颯斗君(10)は「工事中のトンネルに入るのは初めてで、壁の数字の意味とかもいろいろ教えてもらった。トンネルが完成したらまた通ってみたい」と話していた。

 国道343号は陸前高田市を起点に一関市を経由して奥州市へとつながる主要幹線道路。2011年の東日本大震災の際には被災者救出と救援物資の輸送などに活用された。19年7月に渋民トンネル(長さ311メートル)の築造工事が始まり、同年12月から本格的な掘削作業が行われ、今年4月18日に貫通した。同工事は11月下旬ごろまで続く見通し。開通は今年度末ごろを見込む。

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