マーラの赤ちゃん公開 岩手サファリパーク【一関】
一関市藤沢町黄海の岩手サファリパーク(千葉秀幸支配人)は、9月下旬に生まれたマーラの雄の赤ちゃん「もみじ」=写真=の公開を始めた。マーラはテンジクネズミ科に属するネズミの仲間だが、後ろ足が長くぴょんぴょんと跳ねて移動することから「パタゴニアウサギ」とも呼ばれており、愛らしい姿が来場者の評判を呼んでいる。
マーラは主に南米に生息する草食獣で、成獣の体長は60~70センチ、体重10キロほど。時速45キロで長距離を走り、飼育下での寿命は10~15年ほどとされる。
同パークでは、ネズミの仲間であるモルモットやカピバラなどと同じエリアで公開されており、もみじは生まれてすぐ大人と同じように牧草やリンゴなどを食べてすくすく成長しているという。
10月の営業日は土、日、月曜日で、時間は午前9時30分~午後5時。土日はピューマやシロフクロウ、ケヅメリクガメへの餌やり体験やペンギンのお散歩が行われているほか、31日にはハロウィーンイベント「お化けカボチャをぞうさんにあげよう」が開かれる。
問い合わせは同パーク=0191(63)5660=まで。