きょうから福の市【一関】
いちのせき商業まつり「福の市」(実行委主催)は、24、25の両日に一関市の大町通りを歩行者天国にして開かれる。キッチンカーなど出店が軒を連ねる中、ジャンボ縁日としてさまざまなゲームイベントが催され、一丸で商店街の盛り上げを図る。
福の市は、両日に一関文化センターなどで開かれる「いちのせき秋まつり商工フェスタ」に合わせて開催。キッチンカーは、空揚げやジェラートなどを販売する4店舗が集結する。
ジャンボ縁日では、巨大だるま落としやシーソー、積み木崩し、ボウリングなどを用意。いわて南牛の串焼きの格安販売、焼き鳥、フランクフルトなどが販売される「うまいもの市」も予定している。
会場では一関銀座会が発行する「いちのせき大町商品券」1万円分(1枚500円×20枚)を8000円で購入できる特別販売会も開催。両日とも午前11時からで、1家族1組、各日50組限定。使用期限は12月31日までで、大町の商店街のほか、地主町や駅前、上大槻街の52店舗で使用できる。
福の市の開催時間は午前9時30分~午後4時。
一関市内の小学5、6年生が模擬会社を経営する「ジュニア・エコノミー・カレッジ(ジュニエコ)inいちのせき」は、25日にいちのせき商業まつり「福の市」会場で出店する。
ジュニエコは、児童5人程度で模擬会社をつくり、計画から仕入れ、製造、販売、決算、納税の一連の商業活動を体験するプログラムで、一関商工会議所青年部が2016年から実施している。
5年目となる今回は市内の小学校から7チーム36人が参加。各チームは株主役の保護者から出資してもらう資本金1万円と、銀行役の商議所青年部からの借入金1万円の計2万円の範囲内で仕入れの計画を立て、借入金は赤字でも返済するほか利子100円が掛かるルール。児童は販売計画となるドリームプランの策定に取り組み、保護者や同商議所青年部に対して、売り上げ目標や株主への配当見込みも含めてプレゼンテーションした。
当日はオリジナルパンやアクセサリー、ジュースなどの販売を予定。時間は午前10時からで、商品がなくなり次第終了となる。
第4回一関市産農畜産物販売フェア(市、JAいわて平泉、いわて南牛振興協会主催)は24、25の両日に同市大町の新鮮館おおまち正面玄関前で開かれる。一関地方のブランド「いわて南牛」の串焼きや原木シイタケなどを販売する。
市が認定する地産地消モデル店で開くイベントで、両日開催のいちのせき秋まつり商工フェスタに合わせて企画した。
開催時間は両日とも午前10時から午後3時まで。新鮮館おおまちが入居するなのはなプラザ1階の正面玄関前で、いわて南牛の串焼きのほか、原木シイタケ、菌床シイタケ、市内産の野菜や果物などを販売する。