一関・平泉

稚児笑顔振りまき 秋の藤原まつり開幕【平泉】

見頃を迎えた紅葉の下、中尊寺本堂から金色堂までの参道を進む稚児行列

 紅葉が見頃を迎えた平泉町内に彩りを添える第70回秋の藤原まつり(平泉観光協会主催)は1日、開幕した。初日は中尊寺と毛越寺で奥州藤原氏の遺徳をしのぶ法要がそれぞれ営まれたほか、3日までの期間中は中尊寺での能や毛越寺での延年の舞、郷土芸能の上演などが予定されている。

 このうち中尊寺(奥山元照貫首)では本堂で一山の僧侶による藤原四代公追善法要が営まれた後、法楽として稚児行列が行われた。

 今年は新型コロナウイルスの影響で春の藤原まつりが中止されたこともあり、町内から例年より多い4~6歳児46人が参加。男子は烏帽子(えぼし)、女子は宝冠をかぶり、赤と青の狩衣(かりぎぬ)・直垂(ひたたれ)姿にカエデの枝を手に持ちながら本堂から金色堂までの300メートルを練り歩いた。

 双子の髙橋鈴奈ちゃん(5)、琴音ちゃん(5)=平泉保育所=姉妹は美しい衣装をまとった互いの姿に「かわいい」と笑顔。参拝者が見守る中、参道を進む様子に母美穂さん(42)も目を細めて見入っていた。

 期間中は両寺境内で奥州市や宮城県栗原市に伝わる郷土芸能の演舞が行われるほか、最終日の3日には中尊寺境内の白山神社能舞台で能「猩々(しょうじょう)」、毛越寺の本堂前舞台では国重要無形民俗文化財「延年の舞」がそれぞれ披露される。

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