祭り気分満喫 涌津・わくわくきっず縁日【一関】
一関市花泉町の涌津まちづくり協議会が主催する「わくわくきっず縁日」は7日、同町の涌津市民センターで初めて開かれた。屋台や遊びのコーナーなどが設けられ、会場は子供たちの笑顔であふれた。
新型コロナウイルスの影響で市内の祭りが中止となる中、子供たちに楽しいイベントを提供しようと同センターの放課後子ども教室を利用して開催。感染予防対策として、涌津地区在住の児童、幼児に限定し、検温や消毒、マスク着用などを徹底した。
親子ら約120人が来場。駐車場には水ヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、サツマイモ販売などの屋台が並び、センター内では映画上映会が開かれた。
子供たちは各屋台を巡って久々の祭り気分を味わい、千葉麻依さん(涌津小学校3年)は「光るおもちゃすくいが一番楽しかった。いっぱい取れてうれしい」と笑顔。田口滉晴君(同5年)は「友達と一緒にストラックアウトをやれて良かった。楽しかったので、来年もまた開催してほしい」と願っていた。
同協議会の佐々木康博会長は「新型コロナで学校行事も縮小し、催しもほとんどなくなっていたので、みんなに楽しんでもらえて良かった。地域の協力があって開催することができた」と話していた。